✅Uber Eats の配達パートナーは1回の配達でどのくらいの距離を走るのか?
✅店舗から注文者の自宅までの平均走行距離はどのくらいか?
こんな疑問を持っている人もいますよね。
僕自身が現役で配達パートナーをしていますので、結論からお伝えします。
まず前提としてUber Eats はランチ・ディナータイムには、店舗から無数の配達依頼が届きます。自転車では1~3km、バイクでは3~5km程度の配達が多いです。(自宅から店舗、注文者の家までのトータルの距離)
なぜその距離なのかというと、「Uber Eats は30分以内の配達」を目指しているので、30分以内におさまる配達依頼が基本だからです。

(画像引用:Uber Eats公式チャンネル)
30分以内で行ける範囲で、店舗から配達パートナー(あなた)へいろいろな配達依頼が届きます。
その中から好きな配達が選べます。
なのでシンプルに言うと、短めの配達を選べば走行距離は短くなる、長めの配達を選べば走行距離は長くなる、というわけです。

つまり、走行距離はある程度自分で決められるわけです。
事実、僕の場合は平均2kmの依頼を、昼夜10件程度配達しています。トータルで1日あたり20kmほど走行しています。
以下より、走行距離の詳細、報酬の仕組み、そして効率よく稼ぐ方法について詳しく説明します。
前提:自転車とバイクで配達にかかる走行距離は違う
Uber Eats で配達パートナーの登録をする際に、自転車配達か、バイク配達かを選択します。
自転車ではすぐ登録が住みますが、バイクの場合は免許証、自賠責証明書の提出が必要になります。(自転車は即日登録が完了。バイクは書類の確認時間が必要で、2~3日で登録が完了)
登録が完了すると稼働開始になります。
バイクと自転車では、配達パートナーに届く店舗からの依頼内容が異なります。
それぞれの走行距離は、今いる場所を中心にして、バイクなら最大10km圏内、自転車では5km圏内の配達依頼が多く届きます。
特に多いのはバイクは3~5kmの配達依頼で、自転車は2~3kmの配達依頼です。
配達パートナーは配達依頼を選ぶことができる
上で説明した通り、バイクであれば10km圏内、自転車であれば5km圏内の配達依頼が届きます。
とはいえ、ランダムに、頻繁に届く配達依頼をすべて受け付けるわけではありません。
配達依頼の中から、自分がやりたい配達を自由に選べます。
走行距離が短い依頼を選ぶもよし、遠方までの依頼を選ぶもよし。走行距離はあなた(配達パートナー自身)がコントロールできます。
労働力と、労働時間を自由にコントロールできるわけです。
Uber Eatsの報酬と、効率よく稼ぐための依頼の選び方
ここからはUber Eats の報酬の仕組みと、効率よく稼ぐために僕が心がけているポイントを説明していきます。これから配達しようとしている人はぜひ参考にしてください。
Uber Eats の報酬内容は主に3つ
Uber Eats を稼働すると3種類の報酬を得られます。その合計金額が、翌週の火曜日に振り込まれます。(毎週火曜日に、前週の報酬が振り込まれる)
① 正味の料金
② プロモーション
③ チップ
①正味の料金とは、配達することで得られる報酬のことです。ざっくりですが、走行距離が3km未満の短距離なら300円~400円、走行距離が5km以上の長距離なら500円~800円程度が相場です。雨天時などは需要が増えて、配達員が減る状況になるため、配達報酬が2倍近くに跳ね上がることが多いです。
②プロモーションとは、たとえば1週間あたり100回の配達を完了するといくらかの追加報酬が得られます。いわばボーナスや特典のようなものです。
③チップとは、欧米文化にある報酬システムのこと。「アメリカのレストランで食事をした後、店員に1ドル(チップ)を渡す」のと基本的には同じです。(※Uber Eats では手渡しではありません)チップは日本で定着していない習慣ですが、Uber Eatsでは意外とチップがもらえます。雨の日や猛暑日など配達が困難な日は、1日で1000円近くのチップをもらうことも。

走行距離を抑えながら、楽して効率よく稼ぐ方法
僕自身は、1週間で振り返ったとき時給に換算して2,000円以上キープしながら、日々稼働しています。その中で見つけた効率がいい稼ぎ方(稼働方法)について説明します。
大切なことは以下3点です。
✅ ピークタイムだけ働く
✅ 短距離、高単価の配達依頼を待つ
✅駅前・繁華街から離れないようにする
✅ 毎週プロモーション次第で戦略を立てる
ピークタイムだけ働く
Uber Eats の配達依頼(仕事)は、ランチタイムとディナータイムに集中します。
ランチタイムは11時~15時、ディナータイムは18時~21時です。この時間には飲食店から配達依頼が数多く届きます。(特に土日は多い)
なので、短距離で高単価ないい配達案件を選べて、効率よく稼げます。
反対に、ランチ、ディナー以外の時間帯は激減し、当然報酬も低くなります。
自転車でもバイクでも、移動し続けることで体に疲労は貯まり、集中力も減っていきますから、稼ぎやすい時間帯だけ集中して稼ぐ!がベターです。
駅前・繁華街から離れない
Uber Eats は店舗から配達依頼を受取ります。ですから店舗が多い駅前・繁華街のエリア内が配達依頼も多いわけです。
反対に、駅や繁華街から離れた場所では、配達の依頼がやや減ります。
ですから、あらかじめ駅や繁華街まで移動してから配達を開始したり、僻地に住んでいる注文者に届けた場合は、そのあといったん駅や繁華街に戻ったり。
配達依頼が多い駅周辺、繁華街のそば配達するのが効率がいいです。
短距離、高単価の配達依頼を待つ
上で説明したピークタイムに配達をするメリットは、「たくさんの配達依頼が届く」ことです。結果、近所に配達するだけなのに高い報酬が得られる案件をゲットすることも可能です。
特に土日の昼・夜は、Uber Eats の配達パートナー用アプリを開いたらすぐに、配達依頼が届くでしょう。でも、最低でも5~10分は様子を見て、短距離かつ高単価な配達依頼が来るまで待つこと。

僕は、アプリを開いて最初の配達は高単価をねらいます。報酬1,000円以上の配達依頼が来るまで待っています。
何度も配達依頼をスルーしても特にペナルティもありません。5分、10分と待って、報酬1,000円以上の依頼が届くとテンションもあがります。
プロモーション次第で戦略を立てる
プロモーションは毎週異なっていて、毎週金曜日に翌週のプロモーションが届きます。
よくあるのが○○回配達をクリアーすれば○○○○円の追加報酬、といったものです(時期によって異なります)。
プロモーションは、クリアーすることで報酬を獲得する意味から、「クエスト」とも呼ばれます。
・バイク
100回配達クリア:追加報酬10,000円
・自転車
20回配達クリア:追加報酬5,000円

クエストクリアーでもらえる追加報酬が多ければ、短距離の配達依頼を多くこなし、配達件数を増やす方針にします。
クエストクリアーでもらえる追加報酬が少なければ、長距離で高単価の依頼を多くこなします。

毎週金曜日の夕方に、翌週のプロモーション(クエスト)内容が発表されるので、それを確認して戦略をねります。
上記3つのポイントを踏まえた、僕の基本戦略は以下の通りです。
役配達パートナの、ある週の走行距離と報酬
上で説明した基本戦略をもとに、日々配達をしています。ここではある特定の1週間で、走行距離と報酬を記録しましたので紹介します。
バイク | 自転車 | |||||
記録日 | 6月6日(木) | 6月7日(金) | 6月8日(土) | 8月27日(金) | 8月28日(土) | 8月29日(日) |
稼働時間 | 3時間18分 | 4時間49分 | 6時間7分 | 2時間32分 | 2時間 | 2時間58分 |
配達件数 | 6回 | 12回 | 20回 | 8回 | 5回 | 8回 |
総走行距離 | 16.4km | 23.4km | 31.3km | 14.7km | 10.9km | 16.3km |
報酬 | 3,728円 | 4,963円 | 8,196円 | 3,168円 | 2,824円 | 4,646円 |
1回の平均走行距離 | 2.7km | 1.9km | 1.5km | 1.8km | 2.2km | 2km |
上の通り、なるべく短距離の配達依頼を多くとるようにし、その週のプロモーションをクリアーして追加報酬を得ていました。
配達時の走行距離と、稼ぎ方についてのまとめ
前提としてUber Eats では30分以内の配送をめざしているので、1回あたりの配送距離は自分の家から店舗、店舗から注文者の自宅までをトータルして30分以内で行ける場所」ということになります。
さらに実際に配達した結果として、30分以内で行ける配達依頼の中から、より短距離な依頼、より報酬が多い依頼を自分で選ぶことができます。
自分が稼ぎたい金額や、自分が疲れない範囲の依頼に合わせて調整することができます。
想像以上に長い距離を走ってばかりで疲れたり、低単価の短距離依頼ばかりで稼げない、などの心配はありません。
あなたが稼ぎたい金額や、疲れない範囲で自由に配達ができますので安心してくださいね。